【後編】離島高校生交流事業を実施しました!
1月17日(木)、1月18日(金)にて、離島高校生交流事業を実施しました!
【離島本島高校生交流セッション】
1月18日(金)より浦添市民体育館で行われた「IT津梁祭り2019」と同会場で実施し、
離島高校生6校35名、本島高校生3校20名の計55名にご参加いただきました!
本プログラムは、
IT技術を持った人材は多産業においても必要不可欠な存在となっていること、
そしてIT業界以外にも就職先や活躍の場が広がっていることを知ってもらい
自身の進路選択を考える機会とすることに加えて、同じ沖縄に住む高校生同士が
交流を楽しみながら、社会人基礎力の要素としても必要とされる自身の意見を発信する力や、
様々な価値観を受け入れる傾聴力や柔軟性の必要性を知ることで、
コミュニケーション能力を身につける第一歩とすることを目的としています。
「20XX年」に向けた豊かなくらしというテーマのもと、「衣」「食」「住」の視点から
離島と本島の高校生が様々なアイディアを出し合い、そのアイディアをIT技術を用いて
どのように実現できるかディスカッション形式で取り組みました。
また「IT」「衣」「食」「住」に関わる4名の力強い助っ人にもご参加いただき
ディスカッションを活性化していただきました。
ディスカッション形式のグループワークでは限られた時間内で、、
ITの力を用いることでどのように実現することが出来るかみんなのアイディアを出し合い、
プレゼンテーションに向けて内容をまとめる所まで行います。
大人でも一筋縄ではいかないワークでしたが、さすがは高校生。
大人では考えつかない斬新で画期的なアイディアや、様々な技術の組み合わせなど、
多くのアイディアが出ており、見ている私たちも聞いているだけでワクワクしました。
↓ディスカッションの様子↓
グループ内で各々アイディアを考えている様子
グループ内で各々アイディアを考えている様子
グループ内でそれぞれ出し合ったアイディアを共有している様子
力強い助っ人と一緒にアイディアの実現に向けて計画中。
プレゼンテーションに向けてまとめ中
ディスカッション形式のグループワーク後は、それぞれグループ内でまとめたアイディアを全員に向けてプレゼンテーションを行いました。
「AIが冷蔵庫の中身を管理して、自動で注文もしてくれる」
「その人の体調を測定して足りていない栄養を補えるようAIがサプリメントを調合してくれる」
「洋服の袖で電子マネーの決済ができる」
「スマホをポケットにしまうだけで充電ができる」
「自分の体温に合わせて自在に調整ができる洋服」
「家がモノの置き場を記憶して、スイッチひとつですべて片付けられる」
「天井、床、壁すべてが液晶モニターで自分の好きな空間を作りだす。(天井に満天の星空など)」
「スマートスピーカーのようにお家と話せるようにすることで、忘れ物や防犯対策になる」
など、とても多くのアイディアが生まれておりました。
また「賞味期限を教えてくれる冷蔵庫」というアイディアに対して、
「賞味期限だけではなく、食べごろや、それぞれの料理に適した状態
(ゆで卵を作るには新鮮な卵より1週間寝かせた卵のほうが適している)も教えてくれる」など、
ブラッシュアップしていく様子も見られました。
生徒からは
「色んな人の様々な意見を知れてよい刺激になった。」
「みんなが違う意見や考え方を持っていて、皆でそれを共有することで、
新しい考えを出していくのが楽しいと感じた。また、自分とは違う考え方を持つ人が多くて、
皆で話し合うことの大切さも学ぶことができた。」
「ITを活用して人手が足りないところを手助けできるのは良いことだと思った。」
「ITは他の産業でも必要不可欠なものになっていることを知った。」
などの感想も聞くことができました。
IT津梁まつり2019では、他にも多くの企業、学校の出展等多くの「交流」の場があり、
生徒は交流セッションをきっかけに積極的に企業ブースで体験したり、
他校の出展内容について質問するなどたくさんの方々と交流している様子でした。
今回得られたことや、感じたことを糧として未来のIT人材として
社会で活躍してもらえることを期待しております!