宜野座高校IT企業見学バスツアー
本日は、昨年11月に実施された「宜野座高校IT企業見学バスツアー」をご紹介します。
宜野座高校がある中北部エリアに、IT施設が充実していることを知ってもらうため、
〇宜野座村ITオペレーションパークコース
〇うるま市IT津梁パークコース
〇名護市豊原地区コース
の3カ所のコースを各40名の生徒が見学しました。
企業見学バスツアーでは、生徒たちが事業所の雰囲気や働く人の様子、
そして直接話を聞くことで、生徒自身の進路選択の一助になること、
そして、沖縄県のIT産業の現状や魅力について学び、興味関心を持ってもらうことで
未来のIT人材の育成や確保につなげることを目的としています。
今回は、3コースの中の「沖縄IT津梁パークコース」の見学様子に密着しました。
沖縄IT津梁パークは、沖縄県が国内外の情報通信関連産業の一大拠点の形成を目指す
ビックプロジェクトで、うるま市州崎中城湾港新港地区に位置します。
敷地面積はなんと!約20haもあり、現在は28社、約2000名の人が働いています。
広大な敷地内には数多くの建物とIT企業ム等がここに集結しています。
リゾートホテルを理想とした空間もあり、沖縄で働く良さや魅力をより一層高めているそうです。
働く空間というだけではなく、カフェスペースやコンビニが施設内にある利便性も魅力です。
こんな近代的でかっこいい空間で働くなんてかっこいい!
スタッフの説明や施設内見学をして生徒達もきっとそう感じたと思います。
こんな素晴らしい場所が沖縄にあるんですね。
まずはじめに、沖縄IT津梁パーク内にある「ディノス・セシールコミュニケーションズ」にて
社員の方から直接お話を伺い、仕事をしている様子を見学します。
講話はオフィス共有スペースにて、窓から見える景色は開放的で最高でした。
「ディノス・セシールコミュニケーション」での仕事内容や施設案内、仕事のやりがいなどを、
直接話を聞くことで生徒達の「働くこと」に対してより具体的なイメージや、選択枠が広がっていきます。
生徒達が特に感心を示したのは、
コールセンターで働く人たちの様子を直接見学したことでした。
ちょうど全国放送の通販番組内で商品を紹している真っ最中で、
目の前のオペレーターが電話対応をしている様子を見ることができました。
生徒たちは、全国放送の通販番組の電話をうけている場所が、
「沖縄」であったことにとても驚いていました。
その他にも、施設内の保育園や託児所、マッサージなどの充実さも魅力的でした。
他にも「沖縄クロスヘッド株式会社」の社員の方より企業説明や、
どのような仕事をしているのか、なぜこの会社に入ったのかなどを
3名の社員の方にお話いただきました。
社員の方のプライベートエピソードや実体験をフランクにお話しくださり、
生徒からも数多くの質問が飛び交ってました。
今回参加した生徒や先生からは、
・「ITについてオタクな人たちだけじゃなかった」「オフィスもおしゃれだったり、明るかった」
など良いイメージに変わった。
・移動中も「IT業界で働いてみたい」という声があがった
・「生徒達にとっては、何より目で見ることが一番分かりやすいし、伝わる。」
などの声を聞くことが出来ました。
百聞は一見にしかず。
実際に自分の目で見て触れて聴くという貴重な体験を通して、
職業観や就業意識が芽生え、進路選択の幅も広がり、
自身の進路について考えるきっかけになれたら嬉しく思います。